ウィッチクエスト
マスター:とり
アリス(じゃすみん)
ノブナガ(Regulus)
「剣」のカードを暗示に持ち、戦いを恐れぬ勇敢さを持つ魔女アリスと、狭量ながらリーダー的な素質を持つ猫ノブナガ。
背は漆黒、腹は真紅という猫ノブナガのプレイヤーRegulusさん曰く、「黒赤は危険球かなぁと思いながらのネタ振り」だったそうですが、それをきっかけにゴスロリ少女(しかも厨二病)になった模様なのはなかなかに見事。
アリスのいうところのカボチャ「混沌より現れし陽だまりの以下略」だけは何度聞いても覚えられなかったので、このリプレイ書くためだけに辞書登録したのは内緒(笑)
普段は無口なアリスを、要所要所で的確に猫魔法を使いながらサポートするノブナガ、という、かなりとんがっている見た目に反した安定感のあるコンビです。
ルチュ(箱)
ティム(水葉)
「宇宙」のカードを暗示に持ち、冒険と混沌を楽しむ性格の魔女ルチュ。
心優しいがお調子者の猫ティムの毛並みはそれに合わせて、一見真っ黒ながら光に当たると青や緑に見えるという、さながら曹灰長石ラブラドライトのイメージにしてみました。
ルチュのプレイヤー箱さんは、私が初めてウィッチクエストをプレイした時のマスターさんで、普段も進んでウィッチクエストのマスターを引き受けてくださいます。
しかし、今回は久々のプレイヤーをフリーダムに満喫されたご様子で、ルチュは決断も早く、こうと決めたら突っ走るというタイプ。猫の方が頑張ってブレーキかけようとする役回り(笑)
これはこれでバランス取れた良いコンビだと思っております。
オルセ(我楽多)
リリア(NPC)
「杖」のカードを暗示に持ち、調和を重んじる魔女オルセ。
このパーティ随一の常識人であり、しっかりした性格でもあるため、いつも周りに気を配り、でも自分の意見はハッキリと言えるタイプ。魔女達と街人との橋渡しを上手く務めてくれていたと思います。
しかしマスター側でNPCとして用意した猫が、若さあふれるお高く止まった性格、そしてピンクでリボン柄という毛皮だけしっかり決めたため、スポーツ選手ながらお洋服フリフリ系というギャップが発生。
軽く嫌がらせかもしれない。
しかしさすがベテランプレイヤーらしく気にせず頑張ってくれました。
全体として見れば、自立したオルセに、干渉しないリリア、というイメージですね。
さて、ずいぶん久々のレポートアップとなりました。
これ以前に書きかけで放置しているレポートは2012年夏の物だという事に気付いてしまいまして、ウィッチクエストなら軽いしセッション時間も短かったし、比較的早く書き上がるだろうと思って書き始めたのですが、相変わらず無駄に長くなる私の文章……
レポート書き上がったのが今頃なのですっかり季節外れとなってしまいましたが、実際のセッションは昨年9月末だったので、マスターとしては時期にピッタリのお話を用意してくれていた訳です。
本来ハロウィンは万聖節の前夜祭ですが、この世界キリスト教ではないので……って、まあ難しい事はいいや、楽しれけば。
オンラインセッションだったので、魔女と猫がペアで進めるウィッチクエストは難しいのかなと思っていましたが、音声通話とどどんとふのおかげで全く滞りなくスムーズに進みました。技術の進歩ってすごいですね。
そして短い時間のセッションながら、プレイヤーも皆慣れたもので、それぞれカードの暗示と逆暗示を活かした個性的なキャラ立てになっています。
ストーリーはシンプルに迷いなく進められるものでしたが、クライマックスのパンプキングの説得で、アリスのプレイヤーじゃすみんが厨二的な言い回しを考え出すのに四苦八苦していたのが印象的でした(笑)
そして今考えると、カボチャ達のかけ声は「ハイル・キュルビス!」とかになるのが正解なのではなかろうかと思いつつ、セッションの場で盛り上がった「ジーク・パンプ!」をそのまま採用。何と戦うつもりだお前達。
今回もそんな楽しいセッションでした。
マスターとり、プレイヤー皆様、リプレイをお読みくださった皆様に感謝です。