「ねーねー、遊びに来てあげたよー!」
「おぉそうかそうか、ちょうど退屈しとったところじゃわい!」
赤い鎧を着込んだ骨太の骸骨が、飛び付いて来たウェンディーネを抱え上げ、ひょいっと頭上まで持ち上げる。
「あら、カサンドラ。珍しいわね」
「御無沙汰致しております」
茶を飲まずにいた、白銀の鎧を纏った細身の骸骨が小首をかしげ、カサンドラの方は丁寧にそう答えてきっちりと頭を下げた。
「新顔か」
もう一人、黒い鎧を着けた骸骨は一同をぐるりと見渡し、何の感慨もなさそうに呟くと、再び何事もなかったかのようにその場に腰を下ろし、がぶりと茶を飲む。